今週の農キャラvol.5

こんにちは!桜も散って4月も半ば。いかがお過ごしですか。

最近は、少しずつ各地で農キャラを気にしたり教えてくれたりする方が増えており、とても嬉しく思っています。ありがとうみなさま。
微力ながら、このWebサイトでアーカイブ化していきたいと思っているので、気長に見てもらえると幸いです。引き続きよろしくお願いします!

さて、今週も気になる農キャラたちが集まっております〜!!

親戚タイプ

長野県の株式会社アグリコによるカットぶなしめじより。

太陽と、カッパと、きのこ??かなという三体が集まっています。
くせになるかわいさ……。

ちなみに、拙著『農キャラパラダイス きのこ編』でご紹介したのがこちら。


三農会より出荷されているカットぶなしめじです。
三農会とは、先述の株式会社アグリコ、三幸、アルプス三和の3つの農業法人の集まりとのことで、3体のきのこはそれらの象徴なのかな?と推測しています。

で、よく見ると、きのこたちの目の形が先述のものと似ています。これは偶然でしょうか……。

いずれのキャラに関してもほとんど情報がないのですが、個人的には親戚タイプと呼んでおります。

気になる横顔のキミ

枝豆にいたのがこの子。


昭和貿易株式会社の「パップちゃん」!
同社のWebサイトによると、パップとは、Phoenix Agricultural Productsの略、安心・安全な輸入農産物を届けるという主旨のオリジナルブランドとのことでした。

ただ、Webサイトにはパップちゃん情報なし。こんなにかわいいのに!
ブランド自体は1986年に生まれたそう。キャラになんともいえなレトロ感があるので、当時登場したのかなと推測しています。

こんなところに……!!

こちらは、高知県産のししとう。JA土佐くろしおから出荷されているものです。

表側には、「こうちのエコ野菜」のロゴマークが。
顔っぽいなあといつも気になっていたのですが、調べるとちゃんと名前がありました。
「エコっち」というそうです。

ちなみに、「こうちのエコ野菜」とは、高知県園芸連の取り組みで、化学合成農薬に出来るだけ頼らず環境の負荷をなるべく減らして育てた、おいしい安全・安心な野菜のことだそうです。

で、このパッケージには、まだ秘密があるんです!!
どん。

裏面にも農キャラ!!!!!!

彼は、「とさっ子 シシトウ丸くん」。
JA土佐くろしおのキャラクターで、JA土佐くろしお村の仲間という設定のようです。
村には村長を筆頭に、12体の野菜モチーフのキャラたちがいました。

JA土佐くろしおのWebサイトより引用。JA土佐くろしお
http://www.tosakuroshio.jp/wdoc/?q=grp07


私がこの村の仲間たちで他に農キャラとして(パッケージ上で)発見しているものは、「とさっ子みょうが」ちゃんのみ。
とさっ子みょうがちゃんは、株式会社サトーの大阪にあるデザインチームがキャラクターデザイン、みょうがのシールを作成した、との情報がありました。
ただ、他の村の仲間たちの情報はなく、引き続き調査中です。

※左がJA土佐くろしお村の「とさっ子みょうがちゃん」。
右は高知の野菜11人きょうだいの「みょうがのミョーちゃん」。


さて、高知の農キャラといえば、「高知の野菜11人きょうだい」が有名です。(有名です、と言っていいのかわからないけれど、農キャラ界?ではメジャーだと思います。)

11人きょうだいの方は、高知県出身のやなせたかし作のキャラクターです。園芸こうち販売促進事業実行委員会によって、高知県内で生産されている野菜を全国にPRするという名目で作成されたもの。

……なんだかシンクロを感じますね!


野菜をモチーフにしたキャラは、どうもどこの地域でもいろんなシンクロが起きているようで、今はその謎に取り憑かれています。
そもそも、なんで?
なんで、野菜のキャラがこんなにいるの???(そこから謎。)

農キャラ研究はつづく。

今週は以上です。それでは、また来週〜!

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