今週の農キャラvol.21
こんにちは!
お久しぶりの今週の農キャラです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
夏が終わったかと思えばあっという間に12月。
農キャラブログお休みの間は、新刊執筆、文学フリマ大阪出店、阪神百貨店での出展、ラジオ出演など研究成果発表に勤しんでおりました。(新刊、お楽しみいただけたでしょうか!)
その間も、農キャラとの出会いは途切れることはなく、おともだちもとい貴重な資料は増える一方です。今後も少しずつご紹介していきますので、ぜひ農キャラの世界の奥深さをともに味わっていただけると幸いです。
では、早速!
忠実なキャラ化
大阪産の小松菜にいたのがこちら!

「ツナラ」です!
小松菜の束に手足、よくある頭足人タイプの農キャラかと思いきや、よくご覧ください。手は葉っぱ、足は根っこです。根っこ!!!!
野菜の特徴を捉え忠実にキャラ化させていて、野菜への愛が伝わります。
足元は茶色の背景色があって、影が描かれているのかなーと思っていましたが、足が根っこなら土ですね。
細い根っこでどうやって胴体を支えている?と思いましたが、土に埋まっている状態なら問題ないということでしょうか。(じゃあ、土から出たらどうなる……?歩けるのかな、いや歩く必要はないのか??)
このツナラを見つけた数日後、別のスーパーでお仲間を見つけました。

春菊の「キクナン」!!
こちらは目にまつ毛があって可愛らしい印象ですね。
いずれも大阪の「しものファーム」の農キャラたち。
キャラについて調べてみたところ詳細はわかりませんでしたが、ホームページの会社の沿革に
小松菜キャラクター「ツナラ」考案
との一行が!
会社の歴史に残すべき出来事として農キャラの存在が記されていること、勝手に感銘を受けました。
なお「キクナン」についての情報は見つけられず。おそらくツナラの後に考案されたのでしょう。
キャラデザインといいネーミングセンスといい、唯一無二な存在感を放つ農キャラたちでした。
みかんのみっち
続いてはこちら。みかんネットのような網目模様の袋には、みかんの「みっち」がいました!

久保農園の印刷があるので農園キャラかと思いきや、こちらは大阪和泉市の「和泉みかん」のキャラで、和泉市果樹振興会所属のもの。なので市のキャラ、みんなのキャラです。
みっちは2020年に公募により選ばれたキャラ。
作者よると「買いたくなっちゃうみかんを考えてみたら、やっぱりかわいいキャラクターがついているといいかなと思った。」(和泉市のWebサイトより引用)とのことで、農キャラになることを前提に作られたキャラということがわかります。
大きな顔に対してちいさな身体、キラキラした目、まあるいほっぺ。確かに、スーパーの売り場でも目につき、みっちのかわいさは発揮されていました。
農キャラのデザインには、時代性が現れると考えているのですが(全く時代を感じさせない独自路線のキャラや時やさまざまなものを超越するキャラも多数いますが)、みっちには、最近の児童向けのファンシーキャラクターのようなキュートさもあると思います。
農キャラデザインの変遷については、今後の研究でも深めていきたいところです。
寒じめほうれん草に…


以前段ボールにいるところを紹介した「ななちゃん」。
小松菜のパッケージでも発見しておりましたが、今回「寒じめほうれん草」にいるところも捕獲しました!!
パッケージの裏面では、産地の野辺山高原についてと、寒じめほうれん草の説明をしてくれています。ななちゃん饒舌…!
ちなみに、寒じめほうれん草は、ななちゃんからの説明にもあるように冬の期間限定なのですが、味が濃くて甘くて美味しいです!味は濃いけどえぐいわけではなく、とにかく甘い。葉の部分が多くてお花のブーケみたいにもっさりしたビジュアルなのも個人的に好きなところなので、いち消費者としておすすめの野菜です。
そして、寒じめほうれん草で思い出すのが、「ぐんまちゃん」の働き者っぷりです。
ぐんまちゃんは、さまざまな農産物のパッケージで、その農産物を持って農キャラとなっているのをよく見かけるのですが、なんと寒じめほうれん草にもいたのです。(もちろんほうれん草にもいます。)


この冬の一時期しか売っていないマイナーな野菜に、ちゃんと持ってアピールをしているという健気さに感動しました。
今週は以上です!
今年も残り3週間。世間の雰囲気になんとなく焦りを感じる時期ですが、心配ご無用。どんどんやりたいことをやり残して、どんどん来年に持ち越しながら気長に研究を続けていこうと思います。
それでは、また来週!


